シュタットプフォートヒェンと発音するこの単語は、die Stadt [ 都市 ] と das Pfötchen [ 小さい(前)足 ] の二単語からなるいわゆる複合名詞です。さらに Pfötchen とは、die Pfote [ (動物の)足、(特に)前足 ] という単語に、縮小名詞を作る chen をつけたものです(この chen が語尾についていればいつでも中性名詞: 例えば das Rotkäppchen 赤ずきんちゃん)。
ただ、相良の大独和辞典のいうとおりに訳すと、この店の名は、都市の小さな前足、ぐらいになってあまりしっくりきません。そこで私は当初、街の肉球ちゃん、と訳しました。しかし最近は、ちょっと映画風に、ニクキュウ・イン・ザ・シティーの方が妥当かなと思ってきています。和製英語になるわけですが、おそらくはこれがそもそもの語感ならびに語義に一番近く、日本語としてもなんとか通じる範囲内かと。というか、ドイツ語にもこんなにかわいいネーミングができるんだ、というのが正直な感想です。微妙に発音しづらいというのもなかなかドイツ風。
実際問題、猫砂とか買ってしまうとすごく重くて、お家までの500メートルが異様に長く感じるのですが、それでも懲りずにせっせと通っています。お出かけ前の一言は、Ich gehe schnell zum Stadtpfötchen. ちょっと NITC ( Nikukyu In The City ) 行って来るね。ついでに、楽しんできてね~は、Viel Spaß [ フィール シュパース ] !
この猫草ももちろんNITCで購入。
驚きの1 €。 なのに美味しくて長持ち。
Ich bin sehr dankbar. すごくありがたいです。
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