die Miesmuschel [ 複数形 die Miesmuscheln: ミーズムッシェル ( ン ) : ムール貝 ]、冬のシーズン食材でとても美味しいのですが、mies [ ミース: 悪い・意地悪な ] という形容詞からの勝手な連想で、私の中では意地悪な貝という位置を占めていて、いつもお魚屋さんで見るたびに、いったい何故にそんな名前になってしまったのかしらと思います。
一番簡単だと思われる調理法はワイン蒸し。
1. ムール貝 ( 1 kg ) をきれいに洗ってしばらく塩水につけておく。
2. 大きめのお鍋にバターを入れて加熱。
3. バターが溶けてきたらニンニクとローレルの葉 ( 好みでネギや
ニンジンの細切りも ) を入れて炒める。
4. そこに白ワインを加える ( 300 ml ぐらいで充分ですが好みで調節 ) 。
5. 1 のムール貝の水を切って、煮立った 4 に入れる。
6. お鍋にふたをして 約 10 分 ( 中ぐらいの強火で ) 加熱。
7. 貝が開いたら終了。塩・こしょうで適当に味調節。
お醤油をちょろっとかけるのもまた美味しいですよね。
前もってムール貝の下処理 [ 貝を洗う → 貝からちょろっと出ている黒い糸のようなものを引っぱってとる → 塩水につけておく ] をしておけば、調理自体は 20 分ぐらいで終わります。
簡単 [ einfach アインファッハ ] で美味しい [ lecker レッカー ] です。
だからわが家の冬の食卓は頻繁に、お鍋・おでん・ムール貝なんだね。
Aha, das war deshalb.
そうだったんだ・・・。