ドイツ語ができないにもかかわらずドイツ留学が決まり、出発は半年後、という状況下でとりあえず赤坂のゲーテ [ Goethe-Institut ] に通いました。ゲーテの先生と話をする時は du ではなくて Sie でした。また、日本ではゲーテの先生以外にドイツ語ネイティヴの人と話す機会がなかったので、結局 Sie で話すことだけを最低限身につけてドイツ留学へと出発したのでした。三つ子の魂なんとかじゃないですが、いまだに Sie で話すほうがらくちんです。
子供があまり知らない大人に話しかける時にも Sie を使います。かつてスーパーで見知らぬ子供に、Wissen Sie, wie das Suppengrün aussieht? [ Suppengrünって見たかんじどんなんだかわかりますか? ] ときかれました。その子供は Suppengrün を買ってくるようにとおつかいに出されたようなのですが、野菜売り場に到着してみて、はたして Suppengrün て何なのか、という疑問に直面したようでした。Suppengrün [ ズッペングリューン ] とは、野菜ブイヨンをとるための野菜の束で、適量のネギやセロリやニンジンなんかがひもでくくってある便利なものです。たしかに子供にはちょっと難しいかな。でも、子供が Sie を使うのをはじめて耳にして、なかなか新鮮でした。
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