Dieses Blog endete am 28.01.2012. このブログは 2012 年 1 月 28 日 で終了しました。

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2011/02/27

Haben Sie Zeit? お時間ありますか?
Haben Sie die Uhrzeit? 今何時かお分かりになりますか?

die Uhrzeit [ ウアツァイトとは時刻のことです。
die Uhr は時計、die Zeit は時間・時期・時代・人生等々を意味します。
何時という場合、通常は午前・午後をつけずに、
つまり 12 で切らないで 24 まで通しで数えます。
 時 [ acht Uhr ] 、20 時 [ zwanzig Uhr ] という具合。
例外は、何時半 という場合で、この場合は 12 で切って考えます。
2 時半 (14:30) は halb drei [ ハルプ ドライ: 3 時より半時間]
halb fünfzehn Uhr とは言えません。
また、この halb は常に半時間前を意味するので、英語の
half past two [ 2 時より半時間後 つまり 14:30 ] のようには使えません。
前後ともに使えるのは四分の一時間 [ viertel フィアテル] の場合。
この場合も 12 で切って考えるのは同じです。
14:45  viertel vor drei [ フィアテル フォア ドライ]
15:15 viertel nach drei [ フィアテル ナッハ ドライ ]
ついでに、日常会話で案外使われるのが、dreiviertel Stunde
ドライ フィアテル シュトゥンデ: drei × viertel = 四分の三時間 = 45 分 ] 。
Können wir uns dann in einer dreiviertel Stunde treffen?
じゃぁ 45 分後に会いましょうか。
30 分でもなく 1 時間でもない 45 分という微妙な長さが、几帳面ドイツ風。


Geht zweiviertel auch?
四分の二もいける?

Das ist also halb.
それつまり二分の一だよ。

Oops.
ウゥップス。

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2011/02/26

結婚したての頃によく実家の猫が夢に出てきました。原因不明でしたが、結果的にはそれがきっかけでとらふぐを飼うことになったので、今思えばラッキーなことでした。
夢は、der Traum [ トラウム ]。トラウマ [ das Trauma ] と似ているのがちょっと・・・という気もしますが、相良大独和辞典によると語原はまったく違うようです。前者は trügen [ 欺く・惑わす ] と語原を同じくし、後者は 外傷・心の打撃 を意味するギリシャ語由来とのこと。
夢を見る、という動詞は、träumen [ トロイメン ]
Ich träume oft komisch. よく変な夢見るんだよね。
Ich habe komisch geträumt. 変な夢見ちゃった。
シューマンの作品として特に有名なトロイメライ [ die Träumerei ] は、夢を見ること・夢想・空想。語尾の –rei [ ライ ] がくっつくと、やや抽象的な説明になりますが、質・量ともに増えることを意味します。例えば、 das Schießen [ シーセン 発砲 ] とくっつくと die Schießerei [ シーセライ ] となって めった撃ち という意味になります。
悪夢は der Albtraum [ アルプトラウム: Alptraum とも書きます ] 悪夢のような現実に直面した場合、Es ist wie ein Albtraum. まるで悪夢のよう・・・。
そういう場合は、とりあえず眠って現実逃避かな。


2011/02/25

郵便

2 16 日に東京近郊を出発した SAL 便 [ エコノミー航空便 ] 小包が 2 22 日にベルリンに到着。今回はいつもよりやや早い到着でした。
葉書 [ die Postkarte ポストカーテ ] や手紙 [ der Brief ブリーフ ] は、ベルリンのわが家の最寄郵便局から月曜日に出すと、東京近郊には木曜日に到着する、というのが私の経験則です。
イースターやクリスマスの時期は配達にかかる日数 [ die Laufzeit ラウフツァイト ] がかなり長くなるので用心しないとと毎年思うのですが、毎年忘れてしまいます。
毎年思うことつながりでは、日本へ向けてクリスマスカードにするか年賀状にするか。結局いつもクリスマスカードにするのですが、これには、年賀状としてやってくる日本からのお返事を眺めつつベルリンにいながらにしてお正月気分を味わえる、というメリットがあります。
日本のお友達や家族からの郵便物、ちょっと気持ちが温まります。

Es ist wirklich warm.
本当にあったかいね。


2011/02/24

ムール貝

die Miesmuschel [ 複数形 die Miesmuscheln: ミーズムッシェル ン ) : ムール貝 ]、冬のシーズン食材でとても美味しいのですが、mies [ ミース: 悪い・意地悪な ] という形容詞からの勝手な連想で、私の中では意地悪な貝という位置を占めていて、いつもお魚屋さんで見るたびに、いったい何故にそんな名前になってしまったのかしらと思います。
一番簡単だと思われる調理法はワイン蒸し。
1. ムール貝 ( 1 kg ) をきれいに洗ってしばらく塩水につけておく。
2. 大きめのお鍋にバターを入れて加熱。
3. バターが溶けてきたらニンニクとローレルの葉 ( 好みでネギや
 ニンジンの細切りも ) を入れて炒める。
4. そこに白ワインを加える ( 300 ml ぐらいで充分ですが好みで調節 ) 。
5. 1 のムール貝の水を切って、煮立った 4 に入れる。
6. お鍋にふたをして 約 10 分 ( 中ぐらいの強火で ) 加熱。
7. 貝が開いたら終了。塩・こしょうで適当に味調節。
 お醤油をちょろっとかけるのもまた美味しいですよね。
前もってムール貝の下処理 [ 貝を洗う → 貝からちょろっと出ている黒い糸のようなものを引っぱってとる → 塩水につけておく ] をしておけば、調理自体は 20 分ぐらいで終わります。
簡単 [ einfach アインファッハ ] で美味しい [ lecker レッカー ] です

だからわが家の冬の食卓は頻繁に、お鍋・おでん・ムール貝なんだね。

Aha, das war deshalb.
そうだったんだ・・・。


2011/02/23

猫の毛

とらふぐの抜け毛が増えてきました。ちょっと早い気もしますが、
冬毛から夏毛への移行が始まったのではないかと。
とらふぐの毛も含めた動物の皮・毛皮は das Fell [ フェル]
Man soll das Fell nicht verkaufen, ehe man den Bären hat. 
[ 熊をつかまえないうちに皮を売るな
とは日本語でいうところの、取らぬ狸の皮算用、ですが、
熊になっているところがちょっとドイツ風。
人間が着用するための毛皮は、die Pelz [ ペルツ ] といい、
毛皮のコートは der Pelzmantel [ ペルツ マンテル: 長いタイプ ]
あるいは die Pelzjacke [ ペルツ ヤッケ: 短いタイプ ]


Es gab mal eine Werbekampagne der Pelzindustrie: 
"Pelz auch für Sommer".
夏でも毛皮を、っていう毛皮業界のキャンペーンあったけど…
Kein Wunder, dass das nicht gut funktionierte.
ちょっと無理あったよね。
Denn es ist doch zu warm, denke ich.
だって暑いでしょ、やっぱり。



2011/02/22

通勤

相良の大独和辞典には pendeln [ ペンデルン ] の意味として、1. 振り子のように振動する、二ヶ所の間を往来する、2. ぶらつく、とあります。
しかし、現在ではこの単語、1. の意味で、特に二ヶ所の間を往来するという意味で、さらにはもっと詳しく限定されて、住居と勤務先が非常に離れていてその二ヶ所の間をかなり頻繁に往来する、という意味で使われます。
pendeln する人のことを、der Pendler [ ペンドラー ] といいます。
ペンドラーには大きく分けて二種類あり、一つは、毎日 ICE で往復数百キロの移動をこなすタイプ、もう一つは 住居を二ヶ所に構えるタイプ。前者の例としては、ベルリン ‐ ハンブルグ間の往復約 600 km 弱を毎日 ICE で移動。後者の例としては、週末 日間はベルリンの本宅で過ごして、週 日はフランクフルトの職場近くに借りたお部屋で過ごし、移動は ICE か飛行機。
ペンドラーの生活は思う以上に大変です。私も過去に 年ほどペンドラー生活をしましたが、ICE の食堂車のメニューをすべて覚え、Lufthansa の機内販売雑誌を熟知するに至り、なにやらむなしくなりました。今やお家にいられるだけでとても幸せです。
ペンドラー生活、本当におすすめできません。


Die Nachbarin pendelt, habe ich gehört.
お隣の奥さんペンデルンしてるんだって。

Es tut mir wirklich leid.
本当にお気の毒。



2011/02/21

洗う色々


洗うという単語、色々あります。
洗濯物をする、という場合に使われるのは、waschen [ ヴァッシェン ]
z.B. (): Ich muss morgen die Wäsche waschen. 明日洗濯しなくちゃ。
洗濯機は die Waschmaschine [ ヴァッシュ マシーネ ]
洗濯用洗剤は das Waschmittel [ ヴァッシュ ミッテ ]
食器を洗うという場合は、
abspülen [ アップ シュピューレン: 分離動詞 ab + spülen ]
z.B.:  Ich spüle gerne das Geschirr ab. 私食器洗うの好きなのよね。
食器洗い機は die Spülmaschine 、食器洗い用洗剤は das Spülmittel
そもそも spülen とは すすぐ という意味で、洗濯機でのすすぎモードの最中に投入される柔軟剤は Weichspüler [ weich ヴァイヒ やわらか: 直訳すると やわらかすすぎ剤 ] といい、die Spülung とはリンスのことです。
 体を洗うという場合にも waschen [ sich waschen ] は使えますが、日常会話では日本語同様、体を洗う・髪を洗うをセットにした duschen [ ドゥーシェン: シャワーを浴びる ] 、あるいは、baden [ バーデン: お風呂に入る ] 
という表現が多用されます。
z.B.: Ich möchte sofort duschen. いますぐシャワー浴びたい。


Bist du schon fertig?
もう出た?



2011/02/20

残念でした


ベルリンの冬空は頻繁に曇り空です。
太陽光線を実感するにはなかなか至りません。
こういう場合、つまり、残念だわぁという場合の表現が、
schade [ シャーデ ] という形容詞。語感がたしかに残念な感じで、
ある意味とても気に入っている単語の一つです。
なにか残念な話を聞いて、Schade. 残念だったね、と言ってみたり、
まだ食べられると思われる大量のりんごをなぜか捨てようとする夫に、
Es ist aber zu schade. もったいなさすぎるわよ、と抗議してみたり、
色々な場面で使えます。

Hast du gerade etwas gesagt?
今なんか言った?

Schade, daß ich das verpasst habe.
残念、聞き逃しちゃった。


2011/02/19

かがみ

DER SPIEGEL [ シュピーゲル ] という週間雑誌。日本でも時々図書館や本屋さんにあります。シュピーゲルの意味は、かがみ。
この週間雑誌は 1947 年創刊とのことですが、私見ではこの単語自体は 16 世紀後半からすでに本のタイトルに現れ、その際、第一に、物事を客観的に映し出すという鏡の性質をさす意味合いにおいて、そして第二に、日本語でも「主婦の鑑 (かがみ)」とかいうように、模範という意味において、用いられていたようです。ただしこの第二の意味は現在のドイツ語ではほぼ見られないとか。
動詞の spiegeln は、鏡のように光る、反射・反映する、という意味。水たまりに空が反射しているのを見て、Schau, es spiegelt!  ちょっと見て見て、反射してる! 
再帰動詞として、sich spiegeln のかたちで、鏡に映る・現れる、となります。z.B. (例): Zufriedenheit spiegelt sich im Gesicht von Fugu. ふぐの顔には満足が現れていた。
ちなみに、das Spiegelei [ シュピーゲルアイ ] 、文字通りにとると、かがみたまご、ですが、実際は目玉焼きのこと。
目玉が複数の場合、理論的には die Spiegeleier ですが、普通は単数形のままで使われます。


Fugu sieht sehr zufrieden aus.
ふぐなんだかすごく満足げ。

ねこのかがみ・・・って言うんですかね。