お友達夫婦がベルリンでの 3 年間のお勤めを終えて日本へ完全帰国することになり、帰国前にぜひわが家で夕ご飯を ということになりました。なに作ろうかなぁと楽しみにしていたところ 「Ich koche. 僕がつくるよ。」という夫の予期せぬ一言。ドイツ最後の思い出にドイツ人の作ったドイツ料理を、ということでした。スープ・メイン・デザートの 3 コースメニューを作るので今日は台所に絶対入ってこないでね、と言い残して台所へと消えていった夫。
そして出てきた夫おすすめのドイツ・スープが、Grießklößchensuppe 。驚きのおいしさで、お友達夫婦にも好評でした。「Wie hast du das gemacht? これどうやってつくったの ? 」ときかれた夫の返事は、ビンのふたを開けるジェスチャー [ die Geste ゲェステ ] 付きで、「Bei Biolüstke gibt es so ein großes Einmachglas … ビオリュスケ [ わが家の最寄のビオスーパー ] にこれくらいの大きさのビンがあって・・・」。ジェスチャーつけて話す話でもないでしょと思いつつも、お友達夫婦は大爆笑しているし、スープ自体もおいしかったので、 もう とりあえず よかったです。ドイツの思い出の一つになってくれれば幸いです。
おいしいはずだよね。
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